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5月18日(JST12000000) 連勝ストップも明日につながる内容

戦評

初回、2死1、2塁から中谷がインコースの球をライト線へうまく運ぶ適時2塁打を放ち、1点を先制。カード3連勝へ向けて3戦続けて先手を取った。

先発・メッセンジャーは3回、2死1、3塁の場面も中日の3番・平田を見逃し三振に仕留めピンチ脱出。5回に同点は許したものの97球で7回を1失点に抑える。「今までよりフォークの精度が良かったので、今日はフォークに頼りました」という梅野のリードも冴え、この時点ですでに9奪三振。8回、1死から連続で2塁打を打たれて勝ち越しを許し、さらに満塁とした場面も連続三振で切り抜ける。

その裏、1死から原口が四球を選んで同点の走者を出すと代走・荒木が中谷の初球に盗塁を決める。終盤に一打同点のチャンスは作ったがあと1本が出ない。

残るイニングは9回だけとなったが、2番手としてマウンドに上がった岩崎が「とにかく1人1人という気持ちで」と中日打線を3者連続三振。流れを作るとその裏、1死から糸原が四球で出塁。再び見せ場を作り2死後、一発が出れば逆転サヨナラの場面でベンチスタートとなっていた福留が代打に送られたが、打球はセンター・工藤のグラブに収まり1点及ばず。

金本監督は8回2失点のメッセンジャーについて「十分に先発としての責任を果たしてくれた。昨日の能見もそうだけど先発はゲーム作ってくれている」と労った。また、福留の休養日が今日になった理由は「次3つ右が来る可能性を考えて今日休みにした」と明かした。明日からのヤクルト3連戦は全て右投手の先発が予想され、さらに原口の打撃の状態が上がっていることも理由の一つだ。

敗れはしたが、メッセンジャーが8回まで投げたおかげでリリーフ陣の消耗はほとんどなく、次カードでは福留を全試合に起用可能。5連勝は逃したが、まだまだチームの勢いは衰えない。

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