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オフトラニュース

歴史に名を残したい

2016/12/4

曇り空で午後には冷たい雨も降った関西地方。日曜日の甲子園・鳴尾浜では、10月20日のドラフト会議で阪神が指名した新人選手8人が球団施設を見学しました。

甲子園球場に隣接する室内練習場・クラブハウスでは、伊藤敦規トレーニングコーチによるオリエンテーション。スイングスピード、垂直跳び、肩・肘の測定などを行いました。

これまでのような本格的な新人の体力測定ではなかったのですが、「それは入ってからでも良いと(金本監督と)話した。(それよりも)しっかりしたカタチ作りを」と言う事で、ベンチプレスをする際の姿勢などウエイト・トレーニングの基本を全員に指導。これまでウエイト・トレをあまりやっていないドラフト1位 大山らと、学生時代から専門のジムで鍛えていたドラフト5位 糸原らとでは大きな差があるのが現状であり、ケガ予防の観点からも基本をしっかり教える事が必要です。

「(監督も言うように)体が変わればプレーも変わる。ここからやって行きたい」。伊藤コーチは、チューブを使ってインナーマッスルを鍛える方法なども今後順次伝授して行くつもりです。

その後 鳴尾浜に移動して報道陣に対応した大山悠輔内野手(白鷗大)は、「(施設見学によって)これから阪神の一員になると気持ちが引き締まった。(甲子園には小さい頃、高校野球を観に来たが)大観衆でやる気になるので楽しみ。(歴史館ではリーグ優勝の映像を観て)目指さないといけないと思った。(歴代選手の用具なども展示されていて)自分の物もここに飾ってもらい、名を残したい」思いが強くなりました。

垂直跳び72cmと新人ではトップだったドラフト3位 才木浩人投手(須磨翔風高)は、「バネがあると言われた。(新人の中で)一つでも勝てるモノがあれば!と思っていた」ので、ひとまず納得です。身長は現在も伸びているそうで、成長過程という事を考慮しながら「徐々に鍛えて行く」方針です。。神戸出身とあって、甲子園球場には「昔から観に来ていた。(施設見学で改めて自分自身の)投げるイメージがつきましたね!」と話して、高まる気持ちを表現していました。

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