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8月21日(34Asia/Tokyo21) 接戦を制す得意の形でDeNAに連勝

戦評

前日、満塁から走者一掃の適時2塁打を放った打のヒーロー・福留が今日は守備で好プレーを見せた。

2回、1死1、2塁から先発・秋山がレフト前に安打を許すがホームへ正確な送球を送りタッチアウト。先制点を防いだ。すると3回裏に高山が均衡を破るソロアーチを放つ。

「先頭バッターだったので、何とか塁に出ようと心掛けた結果がホームランとなってくれて良かったです」

4回には2塁打で木浪が出塁し1死後、マルテの三塁線を破る適時2塁打でリードを2点に広げた。援護点をもらった秋山は走者を出しながらも5回を1失点にまとめる。「初回からストレートの走りが悪く苦しい投球となってしまい、反省しかありません。次回はその反省点を踏まえてストレートの精度を改善できるようにしっかりと練習していきたいと思います」次回はもっと長いイニングをピシャリと抑えてくれるはずだ。

6回には再びマルテが4番の働きを見せる。1死3塁からライトへ犠牲フライ。「福留さんがいい形で繋いでくれたおかげで楽な気持ちで打席に入ることができたよ。最低限の仕事ができて良かったね」とベテランの進塁打に感謝していた。

貴重な追加点を奪い終盤戦へ。自慢のリリーフ陣にとっては2点のリードがあれば十分だった。7回はドリスが先頭打者に安打を浴びたが次打者を併殺打に打ち取り結果的に3人で抑える。8回はサード・大山、ショート・木浪の好守備に助けられたジョンソンが三者凡退。9回のマウンドにはもちろん藤川が上がり2奪三振でDeNA打線を全く寄せ付けない。

強力リリーフ陣で接戦をものにする、最も得意とする形で連勝を飾った矢野監督は「うちの強みでもありますし、みんないつも通りのピッチングで期待通りでした」と手応えバッチリ。ホームゲームでのスイープ(カード3連勝)は目前だ。

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