スタンプ未押下

6月25日(tham30) 猛攻と粘投で10点差をつけての大勝

戦評

初回から攻守共に勝負所での粘り強さを発揮。常に攻め続ける展開で有利に試合を進めた。

初回に2死満塁から糸原の適時打で先制に成功。これはまだ猛攻のほんの始まりに過ぎなかった。2回表終了時に雨が強まり25分中断したが、再開されると打線の勢いは弱まるどころか加速した。

2回、2死3塁から島田の打球が相手の適時失策を誘って追加点を奪う。さらに近本の22試合連続安打と佐藤輝のラッキーな内野安打で満塁すると大山が初球を捉えた。2死満塁から振り抜いた打球はレフトフェンス直撃の2点適時2塁打。この回3点を追加しリードを4点に広げた。

3回には中野の適時打で5点目。4回には近本、佐藤輝の連続2塁打で6点目を挙げ、さらに小幡は犠牲フライを伊藤将は2点適時打を放ち攻撃の手を緩めない。この時点で早くも2桁安打を放ち9得点、前半で試合の大勢は決した。6回には小幡の適時打で10得点、先発全員安打を達成した。

勝負強い打線の援護を受け、先発の伊藤将は粘り強く投げた。3回無死2、3塁のピンチでも相手の中軸に仕事をさせない。5回1死1塁では中日の4番・マルティネスを併殺打に仕留めた。毎回走者を背負うも要所を締めて8回まで無失点、9安打を浴びながらも無四球で中日打線を封じ込めた。

「梅さん(梅野)のリードのおかげでこういうピッチングが出来たので良かったです。ランナー出ても粘り強く、0で帰ってくることが出来たのでそこは良かったなと思います」

9回は齋藤が抑えて完封リレーを完成させた。投手も野手も余裕を持った起用での大勝を収めた矢野監督は「いいつながり、そういう攻撃が出来たと思います。岩崎も湯浅を休ませたいなと思っていたので、打線がそういう試合作ってくれて明日に臨むに対しても良い形が出来た。打線の状態も上がってきてますし、中継ぎ投手陣も豊富にいると思うのでいろんな戦い方が出来る形になっていると思うんで、明日は(中日の先発が)柳投手という良いピッチャーなんで打線がなんとかつないで、投手も全員が行く気持ちで行きたいと思います」カード3連勝へ。明日は西純の好投に期待がかかる。

戦評一覧へ戻る

MENU

  • 虎魂

モバイル