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8月4日(JST12000000) 3連勝ならずもブルペンの厚みを示す

戦評

巨人に連勝し迎えた第3戦は苦しい展開となってしまった。

先発のウィルカーソンは三者凡退の立ち上がりを見せたが2回につかまってしまう。勢いづいた巨人打線を止められず序盤でマウンドを降りた。4点を失いなおも無死1、2塁。大ピンチで緊急リリーフの石井は押し出しで1点を与えるも踏ん張った。3回、4回もマウンドに立ち無失点。ロングリリーフで好投し試合を引き締めた。

打線は5点を追う3回にロドリゲス、梅野の連打で無死1、2塁。4回にも先頭の島田が安打で出塁したが後続が抑えられてしまい得点には結びつかない。援護がない中でもブルペン陣は打線の奮起を信じて腕を振った。

5回にはケラーが登板しきっちり無失点。好調を維持しながら新型コロナウイルスの影響で戦列を離れていたが、その影響を感じさせない力強い投球を披露した。

6回には島本が3年ぶりの1軍マウンドへ。育成の星はトミージョン手術を乗り越え戦線復帰すると、左打者3人をピシャリと抑えた。

終盤に2被弾し点差を7点に広げられてしまったが及川も今季初登板。昨季ブレイクした期待の左腕もこれから調子を上げてくれるだろう。

左キラーの渡邉が新型コロナウイルス陽性判定を受け、連投していた浜地をベンチから外していた。主力を2枚欠いた布陣であっても鳴尾浜でのスタンバイ組を含め非常に層が厚い。3連勝はならなかったが鉄壁のリリーフ陣という強みに陰りはない。明日からは今季、苦手としている広島戦。先発の西勇を打線とリリーフ陣が援護する。

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