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10月10日(JST000000Asia/Tokyo) シーズン白星締め。CSへ準備万端

戦評

CSの主役は俺だ!

そう言わんばかりの快投を先発・メッセンジャーが披露した。

中日打線の各打者は変化量の大きいカーブに手が出ず、左打者のインコースにストレートがズバッと決まると思わず腰を引き、低めのスプリットに面白いようにバットは空を切る。

4回、57球を投げて1安打8三振。

2回2死から4回終了まで7者連続三振という圧巻の内容に香田投手コーチは「非常に安心しました」金本監督も「良かったです。ベースカバーも行ってたんで安心しました」8月10日の巨人戦で右足にライナーを受け右足腓骨を骨折したが、4日後から始まるCSへ向けてノープロブレムだ。

5回には2番手としてマウンドに上がった石崎が2死1、3塁のピンチを招き、レフト線へ鋭いライナーを打たれるが、この難しい打球を福留がダイビングキャッチ。初回に先制適時打を放った頼れるキャプテンが守備でもファインプレーでチームを救った。

その裏には復活を期す代打・高山の2塁打から2死満塁とすると、大山がセンターの横を破る走者一掃の適時3塁打を放ち中日を突き放す。勝負強いルーキーの一打で勝利をグッと引き寄せ試合の大勢は決まったが、この後も何度も甲子園は沸いた。

鳥谷は通算1000個目の四球を選び、6回には代打・新井が打席へ。ストライクゾーンの球は全てフルスイングし、5球目に捉えた飛距離十分の打球がレフトポール際へ伸びる。惜しくもこれはファールとなり、8球目でショートゴロに倒れたが次の回には守備にも就く。

打線は7回、ここまで1安打2四球だった福留がライトスタンドに今季18号、前の打席で3点適時3塁打を放っていた大山がレフトスタンドに今季7号を叩き込み連続アーチを描く。

ダメ押しには十分な2点を加えると、投手交代を告げた金本監督は球審からボールを受け取った。指揮官自らがボールを手渡すのはもちろんこの人。8回のマウンドには大歓声の中、安藤が上がった。2人目の打者が放った三遊間への鋭い打球はサード・新井がファインプレーで抑え、安藤にとって現役最後のアウトを奪う。登板を終えベンチに戻る際には、スタンドから安藤コールが沸き起こっていた。

安藤の後を受けた才木は1回2/3を無失点。きっちりリードを守りシーズン最終戦は白星締め。レギュラーシーズン143試合を戦い終えた金本監督は「若手の底上げとリリーフの確立、そこは去年無かった。メンバー固定出来ない中で貯金17は選手を褒めてやりたい」地力は間違いなく昨季以上。CSを勝ち上がり日本シリーズ出場を目指す。

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