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5月4日(tham31) 西勇が抜群の投球術で7回無失点と好投

戦評

本塁打が出やすく打者有利とされる東京ドームで西勇の好投により緊迫した投手戦が展開された。初回は1死1塁から右中間へ2塁打を打たれたがライトの森下からショートの小幡とつないでバックホーム。正確な送球で先制のホームを狙った走者をアウトにした。守備のビッグプレーが生まれると2回は西勇が2つの三振を奪って三者凡退。テンポ良く巨人打線を打ち取った。

打線は両チーム無得点の4回、森下の2塁打から2死3塁とするとノイジーがライト前に適時打を放ち先制に成功した。

「とにかくランナーを還すことができて嬉しいよ」

援護点をもらった西勇は相手の中軸打者、岡本と坂本を2打席連続三振に仕留めるなど抜群の制球力を生かした投球術が冴え渡った。無失点投球を続ける右腕をバックも再び援護する。7回にはセカンドの中野が2塁ベース後方への打球をダイビングキャッチでつかみ取りピンチの芽を積んだ。西勇は安定した投球で7回3安打無失点、ベンチに戻る際はガッツポーズしてマウンドをリリーフ陣に託した。

1点リードの8回は岩崎がマウンドへ。しかし今季13試合無失点のリリーフエースが同点打を浴びてしまう。それでも数多くの修羅場をくぐり抜けてきた左腕は、1死1、3塁のピンチでも勝ち越し点は与えない。

9回は桐敷が3人でピシャリと抑えて延長戦へ。10回はイニングの頭から代打攻勢。岡田監督は原口、木浪と連続で代打を送り代走には植田を起用した。勝負手を放ったが得点ならず。その裏には好調な漆原、左殺しの島本と継投したもののサヨナラ打を浴びてしまった。

鉄壁リリーフ陣が崩れたのは痛いがやはり1得点で勝つのは難しい。明日は先発する才木に早く多くの援護点を送りたい。

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