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9月30日(40Asia/Tokyo30) 反撃機を作れず連勝ストップ

戦評

相手先発はドラゴンズのエース・大野。今季好調の速球派左腕を攻略するため矢野監督は打線を組み替えた。前日に弾丸ライナーでバックスクリーンに叩き込んだ大山を3番に繰り上げ、5番には強打の捕手・原口を据える。長打力のある中谷が7番に入る並びは重量感たっぷりだ。しかし、右打者のインコースをズバッと突く150キロ近いストレートに手が出ない。チャンスを作れないままイニングだけが過ぎて行った。

先発の青柳も先頭打者への四球や味方の失策が絡んで序盤に3点を失うと、5回に5失点。苦しい試合展開となってしまった。

流れを変えるべく6回のマウンドには望月が上がり、その裏には右脇腹痛から復帰した梅野が代打で出場。「1軍に合流したからには結果で示さないといけないですし、チームの一員として元気な姿でプレーしているところをファンの皆さんに見てもらいたいなと思います」と強い気持ちで試合に臨んだ。復活即安打とはならなかったが、明日以降につながる打席となったはずだ。

7回は谷川が、8回は能見が走者をためながらも好フィールディングでピンチを凌ぎ追加点を与えない。見事なバント処理を披露した谷川は「先頭打者の初球はシュートを投げると決めていた中で、死球を与えてしまい投げ切れなかったので反省すべき1球になってしまいました。結果的に0で抑えることはできましたが、先頭打者への死球やヒットを打たれてしまった投球を反省しなければいけないですし、信頼を得るためにも次の投球に生かせるように頑張りたいです」9回は齋藤が登板し、1軍マウンドの経験を積んだ。

試合は悔しい完封負けとなり連勝はストップしてしまったが、まだまだ連戦は続く。今日の借りは明日返す。

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