11月11日(46Asia/Tokyo11) 今季最終戦を能見が締めて白星で飾る

戦評

中継ぎを経験してから安定感を取り戻した感のある藤浪はこの日も危なげない投球を披露した。

立ち上がりに1死から安打と四球でピンチを招いたがそこから崩れない。ストレートも変化球もしっかり制御したキレの良い球をコースに決め、相手の主軸から連続三振。そして投げる、以外の技術も冴えていた。先頭打者に2塁打を浴びた4回も大きな体を小さく鋭く回転させた見事な牽制で刺しピンチの芽を摘み取る。5回も無死1、3塁から三者連続三振を奪い、得点を許さなかった。

今季最終戦ということもあり多くの投手に登板機会を与えるため6回からはリリーフ陣にマウンドを譲ったが「気温など難しいコンディションもありましたが、粘ることができたと思います。なんとか能見さんまで良い形で繋ぎたいと思っていたので、そういう意味では0点で抑えることができて良かったです」と手応えバッチリ。5回を投げて無失点、9奪三振の好投でシーズンを締めくくり、その右手には来季につながる好感触が残っているに違いない。

好投した藤浪が試合を作ると後半は馬場、伊藤和、岩貞と中堅どころのリリーフ陣が得点を許さない。打線は8回、木浪が相手の失策で出塁し近本がライト線へ適時3塁打を放って均衡を破る。待望の先制点を奪うと1点リードの9回は能見がマウンドへ。長い間チームを支えてきた左腕はDeNAの攻撃を打者3人で片付け、通算2つ目のセーブを挙げた。

今季最終戦を白星で飾った試合後、ナインはマウンド付近に並び1年間応援してくれたファンに感謝を示した。投手も野手も精神的支柱だったベテランがチームを去り、来季は選手達により一層の奮起が求められる。貯金7の2位という順位に満足せず、優勝だけを目指してひた走る。

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