9月10日(SeptemberFri, 10 Sep 2021 00:00:00 +090000) 祝!西勇が5回1失点で通算100勝

戦評

矢野監督の打った勝負手が先制と、そして勝ち越し点を呼んだ。

初回、先頭の近本が2塁打で出塁すると中野が送りバントを成功させる。今季の戦い方として僅差の終盤以外での送りバントは少なく、実際2番を打つことも多い中野でさえ367打席で犠打は5つだけだった。1点にこだわる、そんなメッセージをナインに送ると1死3塁で打席に立ったベテランの糸井は最低限の仕事を果たす。内野ゴロの間に先制点を奪った。

先発の西勇は立ち上がりに犠牲フライを打たれ同点を許すが粘りのピッチングを続けた。1死から安打を浴びた3回と4回は後続を抑える。5回1死2、3塁でも相手のクリーンアップに仕事をさせず、試合を作った。

エースを援護したい打線はチャンスであと1本の出ない攻撃が続いていたが1-1で迎えた6回、中盤の山場で勝負強さを見せた。

糸原の安打から1死満塁とし、打順が西勇に回ると矢野監督は代打にサンズを送る。重要な場面を託された助っ人は3ボール1ストライクからセンター前に弾き返す。

「みんなが繋いでくれたチャンスだったし、代打だったからとにかくランナーをかえすという気持ちで打席に入ったよ。良い仕事ができてよかったね」

勝ち越し点を奪い通算100勝に王手をかけている西勇に勝利投手の権利が発生すると、さらに中野の適時打でもう1点。この回、相手の好守備もありビッグイニングとはならなかったが打線の勢いが上回り、2点の勝ち越しに成功した。

その裏は小川が無死1、2塁としたが併殺打で切り抜け、7回は及川が無失点。若手リリーフ陣がつなぐと打線は8回に近本の適時打で1点を追加する。リードを3点に広げると岩崎、スアレスのリレーが好調な広島打線を寄せ付けない。

節目の100勝を挙げた西勇は「チームのみんなが毎試合声かけてくれて、なんとか100勝をつけてあげたいという気持ちは伝わってましたし、自分も早く勝ちが欲しい気持ちはずっとあったので、今日勝てて良かったなと思ってます。ホントにこの100勝は嬉しいですね」エースを全員で支え、首位固め。この白星が大型連勝のきっかけとなってもおかしくない。

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