9月12日(th0000009) マルテの全力疾走で先制も3発に泣く

戦評

矢野監督はミスが出たとしてもそれが積極的なプレーの結果ならば全く咎めない。求めるものは結果以上に諦めない姿勢と全力プレーだ。その信念はチーム全員に浸透、助っ人の全力疾走が先制点を呼んだ。

初回に近本が左中間への2塁打で出塁する。中野の送りバントで3塁に進めると、相手は早くも前進守備を敷く。リスク覚悟で1点を防ぎにきたが2死後、マルテのショートへのゴロが適時内野安打となり先制に成功した。

「全力疾走はタイガースの象徴だから足でもぎ取った1点だったね。あの瞬間は俊足になった気分だったよ(笑)」

援護点をもらった先発のガンケルだが7勝1敗の右腕はピリッとしない。立ち上がりに逆転の2点本塁打を浴びると3回にも被弾しリードを広げられてしまう。球が浮いていたガンケルを助けるべく4回1死からは三塁線への打球を大山がファインプレー。難しい打球をグラブに収めると上半身の力だけのランニングスローながら1塁に好送球を届かせた。バックの好守に助けられたガンケルだが6回にも追加点を奪われ計5失点。今季の横浜スタジアムでは防御率1.93に抑えていたが「味方が先制してくれた直後に逆転を許してしまいチームに申し訳ない。ボールも全体的に高くなってしまったから次回の登板までにしっかり修正していきたいね」と反省の言葉を残した。

ビハインドを背負った打線は5回に2死から近本、中野の連打で1、2塁とするなど追い縋ったが追加点が奪えない。7回には馬場も手痛い一発を浴びてしまう。7点を追う最終回の攻撃も無得点に終わり連勝はストップ。勝てば8年連続のDeNA戦での勝ち越しが決まる試合だったが次戦以降に持ち越しとなった。

前日まで広島でビジターゲームを戦い、この日のDeNA戦のために関東へ移動。コンディショニングの難しい日程の中での黒星となったが、試合のない明日を有効活用し次カードに備える。

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