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4月13日(tham30) 佐藤輝が先制打も追加点奪えず

戦評

延長12回を戦い負けなかった前夜の闘志はまだナインの胸に宿っていた。初回、2つの四球で2死1、2塁のチャンスを作ると佐藤輝の打球は右中間を真っ二つ。強振しなくても外の変化球をワンバウンドでフェンスに届かせ2者をホームに迎え入れた。

「初回からチャンスを作ってくれて回ってきた打席だったのでランナーを還したかったです。先制する1本が打ててよかったです」

先発の大竹にとってバンテリンドームは初登板。援護点をもらった左腕は立ち上がりから順調にアウトを積み重ね、2回2死の場面ではここしかないという左打者のアウトローにビシッと決めて見逃し三振を奪うなど好投を続けていた。

このまま中押し点を挙げさらに優位を拡大したいところだったが盗塁失敗やバントミスが響いて追加点が奪えない。すると5回まで無失点投球を続けていた大竹が6回につかまりイニング途中でマウンドを降りてしまう。

「よくない点の取られ方をしてしまいました。昨日の試合でみんな投げていたので長いイニングを投げていきたかったのですが早い回で交代となってしまい申し訳ないです」

リリーフ登板した岡留も中日打線の勢いを止められず、押し出し四球を与えるなど逆転を許してしまった。

2点を追う8回に代打・原口が安打を放ったがチャンスを広げられない。3番からの攻撃だった9回も頼みのクリーンアップが倒れ悔しい敗戦となってしまった。

チームが上昇気流に乗るためには打線の活性化が必要不可欠。明日は先発の才木が楽に投げられるぐらいの援護点を送りたい。

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