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5月21日(JST000000Asia/Tokyo) エース対決で村上が痛恨の被弾

戦評


先発・村上の防御率はセリーグ2位の1.30。広島先発・床田の防御率は1.28。リーグを代表するエース対決で村上が狙うは白星と共に防御率ナンバーワンの座、大きな獲物が2つあった。しかし安定感抜群のはずの右腕は自慢の制球力が今ひとつ。初回と2回に失点し3回には手痛い一発を浴びてしまう。5回までは投げたものの5失点、攻撃のリズムを作れなかった。

「ストレートも変化球も高くなったところを打たれてしまいました。三者凡退のイニングも無く試合を作ることができませんでした。次回登板でしっかりとした形を出せるように練習していきます」

打線も初回に無死1塁から中野の放ったセンター前に抜けそうな打球は相手の好守備に阻まれ、3回にはチーム初安打を放った近本が盗塁失敗。難敵を責めあぐねていた。

2番手の富田も失点し点差を広げられてしまう。ビハインドは6点となったが8回、ついに猛虎打線が目を覚ました。

木浪の内野安打から無死満塁のチャンスを作り中野が巧い一打をレフト前に運ぶ。技ありの適時打で反撃した。さらに続く無死満塁でも森下の犠牲フライにより3走・ミエセスが全力疾走で生還。床田にこの回3安打を浴びせて2点を奪い、降板へ追いやった。

大きな見せ場を作り4点差に迫りはしたものの追いつくには至らず首位攻防戦第一ラウンドを落としてしまった。明日は広島キラー、大竹を先発マウンドに送り込み連敗阻止だ。

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