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6月11日(JST000000Asia/Tokyo) 村上が試合を作るも援護に恵まれず

戦評

昨秋に栄光を掴んだ関西ダービー、日本シリーズ以来となるオリックス戦で先発の村上が好投した。防御率1.97を誇る昨季のMVP右腕はストライク先行の安定した投球でアウトを重ね、少ない球数で試合を作った。7回までは84球で2失点と文句なし。打線の援護を待っていた。

しかし打者陣はチャンスを作るものの最後の一押しが出来ない。2回には渡邉がバットを折られながらも安打を放ち、1死後にミエセスのセンター前への安打で好スタートと好判断で3塁へ。1死1、3塁としたが先制を逃す。

6回には先頭の前川が安打で出塁。続く森下の放った大飛球は惜しくもレフトフライとなったが近本の打球もレフト前へ。2打数2安打と当たっていた渡邉はサードライナーでアウトになったが全員が捉えた当たり。続く佐藤輝は全力疾走で内野安打をもぎ取った。オリックス先発の曽谷に対し5回までに11奪三振を喫していたが2死満塁とした。ついに攻略かと思われたがここでも得点ならず。3塁線に何度も強い打球を弾き返したが相手の好守備に阻まれホームが遠い。

窮屈な展開が続くと7回まで好投していた村上も8回に重たい2点を失ってしまう。週の頭に長いイニングをきっちり投げ抜いたが援護に恵まれない。打線は6回までに7安打と安打数はそれなりに出ていたが終盤は無安打とオリックスのリリーフ陣を相手にビハインドを跳ね返せなかった。

前カードの3連勝の勢いを止めないためにも連敗は避けたいところ。明日は左腕の大竹が勝利を呼び込む。

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