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6月12日(24Asia/Tokyo12) 終盤に反撃機を作るも得点ならず

戦評

ビジターながら関西でのゲームだけあってスタンドは早い時間からほぼ満員。大勢のファンの声援を受けて先発の大竹が腕を振った。内野ゴロ3つの立ち上がりから安打を浴びた2回も併殺打に打ち取る。バックもサードの佐藤輝が強い打球を確実にさばき好守備でアシストした。3回まで30球で無失点。テンポ良くアウトを積み重ねた。

打線は安打こそ出なかったものの3回には坂本が粘りに粘る。3球で追い込まれたが際どい球をファウルで逃げ、1打席で16球を投げさせた。しかし得点出来ないままイニングが進むと好投していた大竹が4回に3点を失ってしまう。

ようやくのチーム初安打は木浪のバットから。6回1死の場面で綺麗にセンター前に運んだ。大きなチャンスは7回だ。2死から近本が内野安打で出塁し糸原がライト前への安打でつなぐ。4点を追いかける苦しい状況ではあったが得点圏に走者を進め渡邉が四球を選んで2死満塁。一発が出れば同点の場面で佐藤輝に打順がまわったが快音は聞かれない。

終盤の7回と8回は西純が抑えて追加点を許さず打線の反撃を待った。4点差で迎えた最終回の攻撃は3番からの好打順。頼みの森下、近本は打ち取られたが2死から糸原、渡邉が四球を選んで走者をためる。見せ場は作ったが佐藤輝の捉えた打球はファースト正面へのゴロ。ホームが踏めないまま試合終了となってしまった。

明日の先発は西勇。かつての本拠地マウンドで連敗ストッパーとなってもらいたい。

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