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6月14日(JuneFri, 14 Jun 2024 00:00:00 +090000) 伊藤将が8回2失点の好投も一発に泣く

戦評

すでに貯金21を作り交流戦も2位と好調なソフトバンクを相手にしてもナインは怯まない。伊藤将が好投し打線は何度もチャンスを作った。

序盤は長打攻勢。初回に昇格したばかりのノイジーが2塁打、2回にも先頭の渡邉が2塁打を放った。中盤は小技を絡めて。4回は原口の四球と盗塁で、5回には坂本の安打と木浪の送りバントでという具合に毎回のように得点圏に走者を置いた。打ち取られた当たりが内野安打になる幸運にも恵まれたが適時打は生まれず。前夜のヒーローの1人、豊田が放った鋭いライナーも野手の正面に飛んでしまった。

先発の伊藤将はゴロを打たせる本来の投球で試合を作った。2塁を踏ませることなく4回まで無失点。援護点がもらえそうでもらえない展開の中でもしっかり自分の役割を果たしていた。しかし5回に先制の2点本塁打を浴びてしまう。

ビハインドを背負うと打線もうまく機能しない。2点を追う8回に1死から中野が安打を放ち打順は3番のノイジーへ。俊足走者と主軸打者の連動に期待がかかったが痛恨の三振ゲッツーでスリーアウトになってしまう。

伊藤将は6回以降も好投を続けて8回までマウンドに立ち、失点は本塁打による2点のみにとどめたが打線の援護なしに白星はつかめない。最終回の攻撃は先頭の近本が失策で出塁した後に糸原、前川、佐藤輝と左の代打3枚を送り込んだが反撃ならず。カード初戦を落としてしまった。

明日の先発はビーズリー。そして日曜日は才木の先発が濃厚。好調な右のパワーピッチャー2枚を送り込み逆転でのカード勝ち越しを狙う。

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