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6月16日(th0000006) 将来のエースと4番が好投&満塁弾

戦評

連敗中のチームにアクシデントが重なってしまう。前日に死球を受けた木浪が左肩甲骨骨折により登録抹消。暗いムードになりかけたが期待の若虎が一振りで空気を変えた。

1死から四死球で走者をためると4番の佐藤輝がパワフルな打撃でライト前に弾き返す。当たりが良すぎて2走の中野は3塁ストップとなったが心配無用。続く前川が走者を一掃した。3球目のストレートを完璧に捉えライトスタンドに2号本塁打を放つ。打球速度171km/hの豪快なグランドスラムで4点を先制した。

「最近、先制点が取れていなかったので何としても点取ろうと思って打席に入りました。落ち着け、落ち着けと思いながら自分でメンタルコントロール出来たので良かったかなと思います。打った瞬間、行ったと思ったので嬉しかったです」

先発の才木は今季の交流戦で2試合17回を投げて無失点。自信を持ってマウンドに上がり、強力ソフトバンク打線に対してもゾーン内で勝負した。強いストレートで押し込み、鋭いフォークで空振りを奪う。走者を出しながらも連打は許さず6回までに7つの三振を奪い無失点に抑えた。7回の先頭打者に被弾したがその後は2三振と内野ゴロ。無四球1失点の好投で先発の役割を果たした。

「初回に先制してもらって楽な展開で投げることができたので、野手のみなさんに感謝です。球数が少し多くなってしまったことと、ホームランを打たれてしまったことが悔やまれますが、なんとか粘りながら試合を作ることができたんじゃないかなと思います」

4-1と3点リードの8回は桐敷が三者凡退。センター・近本の広い守備範囲とサード・佐藤輝のグラブさばきも光り走者を許さなかった。9回は岩崎が締めて逃げ切りに成功。才木からの継投で前川の満塁弾で挙げた4点を守り抜いた。

これで残る交流戦は18日の日本ハムのみ。節目のゲームもしっかり白星で飾りたい。

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