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7月3日(27Asia/Tokyo03) 佐藤輝の2本塁打で大竹を強力援護

戦評

広島キラーが好相性ぶりを発揮。先発の大竹が広島打線を手玉に取った。昨季は7試合の登板で6勝を挙げ防御率0.57。今季も2試合13回で1失点しかしておらず防御率0.69。相手打者は打てると判断してスイングしているのに凡打の山が築かれる。70km/h台のスローボールであざ笑うかのように打ち気を逸らし4回までパーフェクト。5回に1点を失ったが失策絡みだったため防御率0点台を継続中。7回2死1塁の場面では相手走者の動きを察知し巧みな牽制で刺した。97球で7回1失点、許した走者は3人だけという完璧な投球で試合を作った。

打線では好投する大竹を佐藤輝が強力に援護した。2回にライトスタンドへ先制アーチを放った。

「高く上がり過ぎたんですけど入って良かったです。中々出てなかったのでやっと出たかという感じですね」

4月21日の中日戦以来123打席ぶりの本塁打が飛び出すと、その次もすぐに訪れた。1-1の6回にレフトスタンドへ勝ち越し弾を放った。

「エラーした後だったので絶対打つという気持ちで、取り返せて良かったです。(調子は)どんどん上がってきているので大事な時期になってくるのでしっかり打てるように頑張っていきます」

佐藤輝の2本塁打で2得点を挙げると8回はゲラ、桐敷とつなぎ、9回は岩崎が締めて1点のリードを守り切る。接戦を制してカード勝ち越しを決めた。

広島に連勝しAクラスをキープ。明日も勝てば前半戦の首位ターンが見えてくる。混戦セリーグを抜け出すための大事な試合を復調気配の村上に託す。

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