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8月6日(JST000000Asia/Tokyo) 佐藤輝が技あり先制打と豪快弾

戦評

真夏の9連戦、大事な初戦で4番のバットが火を吹いた。初回、中野の四球と森下の安打で1死1、3塁のチャンスを作ると佐藤輝がレフト前に運ぶ。技ありの一打で先制点を叩き出した。

3回には積極的な攻撃が追加点を呼んだ。安打で出塁した近本が初球で盗塁を盗塁を決める。中野の進塁打で1死3塁とし森下も初球攻撃。前へ前へと攻める姿勢に呼応し佐藤輝が最高の結果を残した。2死3塁からライトポール際に特大の2点本塁打、完璧なアーチを描いた。

「打った瞬間も良い感覚でしたし、しっかり自分のスイングができました。才木が頑張って投げてくれているので、援護することができてよかったです」

8月絶好調のスラッガーが3回までに早くも3打点を挙げた。

先発の才木は自身初の2桁勝利がかかるマウンドへ。リーグ2位の防御率1.14を誇る右腕は佐藤輝の活躍により援護点をもらったが本来の打者を圧倒するピッチングは影を潜めた。1点リードの2回に同点の適時打を浴び、2点リードの4回に逆転となる3点本塁打を被弾してしまう。それでも2桁安打を浴びながらも無四球で6回までマウンドを守った。節目の白星は次回登板に期待だ。

「相手の勢いを止めることができずに逆転を許してしまいました。先制して3点取ってもらったのにリードを守ることができずに申し訳ないです」

打線も7回までに2桁安打を放ち、6回以外は毎回Hランプを灯すが中盤以降は追加点を奪えない。苦しい展開の中、1点ビハインドの7回は富田が1死1、3塁と走者をためてしまうが右打者を迎えた場面でリリーフした岡留が狙い通りの併殺打でピンチ脱出。すると8回、打線も意地を見せた。大山の四球と代打・渡邉の2塁打で1死2、3塁とし木浪の適時内野安打で4-4の同点に追いついた。

しかし雨により一時中断すると続くチャンスに後続が倒れて勝ち越し点は奪えず。9回は守護神の岩崎がサヨナラ打を浴びてしまう。両軍合わせて25安打のシーソーゲームを勝ち切ることは出来なかった。

明日は及川が先発する。悔しい敗戦を吹き飛ばすスカッとした白星をつかみたい。

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