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8月3日(rd0000008) 大山の一発も空砲に。追い上げ叶わず

戦評

点取り合戦になりそうでならない、序盤は互いに我慢の展開が続いた。

防御率1.37という好結果を残しているデュプランティエがリフレッシュ抹消され、先発マウンドを任されたのはビーズリー。立ち上がりは先頭打者に安打を許したが併殺打で切り抜ける。2回にも2安打を浴びてピンチを招いたが中野の広い守備範囲に救われた。セカンド後方、普通ならライト前に落ちるはずのフライに追いつくと離塁の大きかった2塁走者は戻れない。またしても併殺でイニングを終了させると3回も併殺を奪う。

ビーズリーは辛抱強く投げていたが打線も援護点を送れない。初回は近本の安打と中野の送りバントで1死2塁とし、2回には四死球で走者をためた。3回には森下の3塁打、4回にも四球2つで毎回得点圏に走者を置きながら適時打は生まれない。

すると4回裏にビーズリーがつかまった。適時打と犠牲フライで2失点。長いイニングを投げることなくマウンドを降りた。

「決して最高というわけではないけど今日のコンディションのなかで3回までは粘っていくことができた。4回の失点に死球も絡んでしまってところは反省しないといけない。まだシーズンは続くし、次の機会に向けてしっかり準備したい」

流れを変えるべく5回は門別がマウンドへ。しかし手痛い一発を浴びるなど3点を失い逆に点差を広げられてしまった。

5点を追うこととなってしまったが6回に大山が沈みかけたムードを振り払う。レフトポール際に今季6号本塁打を放った。この一発を反撃の狼煙としたかったが2点目が遠い。150km/h台中盤のストレートを連発した木下の力投もあったが8回に岩貞も被弾してしまい試合をひっくり返すことは出来なかった。

黒星を喫してしまったが長期ロードは勝ち越しスタート。貯金はまだ22あり盤石ぶりは揺るがない。次カードは今季あまり相性の良くない中日戦。秋に気持ちよく笑うためしっかりここらで叩いておきたい。

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