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9月3日(36Asia/Tokyo03) 中川と森下が本塁打も空砲に

戦評

貯金は30、マジックは6。9月に入ったばかりの時期にこれだけの成績を残すには主力の活躍だけでは足りない。チーム力の高さを示すかのようにレギュラー獲りを狙う次世代の主軸候補が先制本塁打を放った。

3回、愛知県出身の中川がプロ初本塁打に続きバンテリンドームでアーチを描いた。

「守りでできた良い流れのまま、打席に立つことができたと思います。とにかく出塁することだけを考えてスイングしました。良い結果に繋がって嬉しいです」

3回の守備ではセンターを守る小野寺が難しい前方へのライナーをダイビングキャッチ。ショートの熊谷は惜しくもアウトにはならなかったが好プレーが2つ。右にも左にも機敏な動きでゴロを処理した。

先発の伊藤将は中日とは今季初対戦。バックの好守備にも助けられ4回までは無失点に抑えていたが5回に崩れた。2死1、2塁から同点打をライト前に落とされ、次打者に勝ち越しの3点本塁打を浴びた。

1-4と逆転を許した直後、6回に森下が反撃の本塁打を放つ。節目の20号で2点差に迫った。

しかしその裏に伊藤将が被弾してしまう。再び点差を3点に広げられてしまった。

それでも7回に畠が流れを呼び込んだ。昨季の現役ドラフトで加入した右腕が移籍後初登板。中日の上位打線を三者凡退に打ち取った。すると8回、森下の四球をきっかけに1死満塁とした。この大チャンスに中川が放った強めの打球は惜しくもサードの正面。痛恨の併殺打となってしまった。9回も2つの四球で走者をため一発が出れば同点という場面は作ったが熊谷が併殺打に倒れゲームセット。逆転劇はならなかった。

明日はネルソンが来日初先発。ブルペンデーが予想されるゲームを全員野球でものにしたい。

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