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9月22日(Sep20259) 先制&才木が力投も逆転負けを喫する

戦評

今季最後の神宮で左のスラッガーが存在感を示した。2回、佐藤輝が先制アーチを放つ。左中間を破る2塁打かと思われた打球がそのまま伸びてスタンドイン。39号本塁打はメジャーリーガー以外真似のできないパワフルな一撃だった。

「初対戦の投手だったので、とにかく思い切ってスイングしていくことを心がけました。先に点を取ることができてよかったです」

弟分も続いた。1-0の4回には四球で出塁した佐藤輝を1塁に置いて前川が左中間を破る。打球がフェンス際まで到達すると佐藤輝が1塁から長躯生還。貴重な追加点を叩き出した。

「(佐藤輝)テルさんのナイスランのおかけでタイムリーになりました!」

打線の援護を受けたのはリーグトップの1.60を誇る才木。最優秀防御率のタイトルに近づいている右腕は立ち上がりに2死から3塁打を浴びたが低めいっぱいに決まる153キロのストレートで見逃し三振。簡単にホームを踏ませない。2回から4回までも無失点と好投を続けていた。5回に2点を失い同点を許してしまったが自責点は0。6回にピッチャー返しの打球を受けてしまい無念の途中降板となったがしっかり試合を作った。

アクシデントにより1死3塁の厳しい場面で登板した畠が見事な火消し。オスナ、山田と右の強打者を打ち取った。

2-2の7回には近本が200盗塁を達成。その裏に及川が1死1、3塁のピンチを招いたが防御率0点台の左腕は踏ん張った。三振と内野ゴロで切り抜けた。

しかし8回に2死走者なしからドリスが被弾。本塁打だけは気をつけていた場面で手痛い一発を浴びてしまった。

1点ビハインドの9回、1死から小幡が安打を放ち同点の走者を出塁させたが逆転劇はならなかった。

明日のDeNA戦が今季最後のビジターゲーム。7連戦を勝って締めくくりたい。

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