雨の心配される天候で大事な先制点を鮮やかに奪った。9月の打率は.382、16試合連続安打中の近本が初回に2塁打で出塁し中野も安打で続く。無死1、3塁とすると1死後に佐藤輝がセンターへ犠牲フライを放つ。4番が先制点を叩き出した。
「チャンスメイクしていただいたので、最低限でしたが、先制点に繋がってよかったです」
追加点には機動力を活かした。2死1塁から中野が盗塁を決めて2塁に進み大山の適時打で生還。リードを2点に広げた。
「(佐藤)輝明が先制してくれて、(中野)拓夢が走ってくれて、みんなで良い攻撃ができたと思う」
先発の才木は初回だけで36球と球数は要したがホームは踏ませない。2回には佐藤輝が三遊間への打球を飛び込んで捕球し上半身の力のみで2塁に送球。好守備で才木をアシストした。3回にはあわや2点本塁打という大飛球を打たれたが風に助けられフェンスを越えずに外野フライ。運も味方につけ序盤を無失点に抑えた。
打線は4回に大山がレフトスタンドへアーチを描く。今季18号のうち6発が横浜スタジアム、得意な球場での本塁打でリードを3点に広げた。その裏に同点とされてしまうが打線の力で突き放す。3-3の6回に森下の四球と佐藤輝の2塁打でチャンスを作ると大山が勝負強さを発揮。ライト線へ勝ち越しの2点適時2塁打を放った。
この後さらに1死2、3塁から坂本がレフトフェンス直撃の2塁打を放ち2者を生還させる。4得点のビッグイニングで7-3とした。
「(元山)飛優がバントを決めてくれたので、どんな形でも得点につなげたいと思って打席に入りました。打線として攻めることができてよかったと思います」
7回には佐藤輝がライトへ37号本塁打。相手の外野手がほとんど追わないどでかい一発で今季の打点を100とした。
打線が8得点を挙げれば、投手陣は才木が5回を3失点(自責点1)にまとめて6回以降はリリーフ勝負。木下、セベリーノ、ドリス、工藤とつないで後半の無失点リレーを完成させた。
マジックを4とし次戦は2日空いて29日から甲子園で3連戦。4安打4打点の大山は「まずは目の前の試合なので、全員で勝ちにいけるよう頑張りたいと思います」。地元での胴上げの確率が高まった。