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10月1日(JST12000000) 救世主、大山が2度の同点打でM2

戦評

今季最後の伝統の一戦は優勝争いを大きく左右する最終決戦。村上を中5日で先発マウンドに送り、巨人もルーキーながら11勝を挙げている竹丸をぶつけてきた。両チームとも試合内容は問わない、求めるのは勝利という結果のみ。総力戦必至の大一番は序盤から塁を賑わせた。初回は近本の四球をきっかけに無死満塁、2回は高寺と坂本の連打で無死1、3塁、3回にも森下と佐藤輝の連打で1死2、3塁。ビッグイニングの可能性もある大きなチャンスを作った。しかし後続が倒れホームが踏めない。

すると3回まで無失点に抑えていた村上が4回に先制を許してしまう。直後の2死2、3塁のチャンスも逃し、攻めているはずなのに0-1とビハインドを背負って試合を折り返した。

重たい試合展開となってしまったがまたしても大山がチームを救う。1点ビハインドの6回、左中間へ3試合連続となる本塁打を放つ。今季20号は価値ある同点アーチ。1-1と試合を振り出しに戻した。

「前の打席で抑えられていましたし、チームのみんなが粘ってくれていたので、何とか追いつくことができてよかったです」

木下はイニング跨ぎで2回無失点、打席にも立った。しかし8回に及川が1死1、3塁から犠牲フライを打たれ勝ち越し点を奪われてしまう。打線は終盤にもチャンスメイクしたが適時打は生まれない。8回までに11安打を放ちながら得点は大山の本塁打による1点のみ。ビハインドのまま最終回の攻撃を迎えてしまった。

1-2と1点を追う9回は1番の近本から始まる好打順。1死から中野がライト線に2塁打を放ち、森下が四球を選ぶ。巨人の守護神・マルティネスを相手に走者をため、この後2死2、3塁から大山がセンター返し。土壇場で同点に追いついた。

延長10回は工藤が、11回は岩崎が無失点。厳しい場面を何度もくぐり抜けてきたリリーバーはこの大事な試合の大事なイニングでもきっちり仕事をこなした。12回は石井が抑えてこれで負けがなくなった。打線は10回2死満塁のチャンスを逃してサヨナラ勝ちとはならなかったが負けなかったことが何より大きい。2-2の引き分けでマジックを1つ減らして2とした。5時間超えのゲームを戦い抜き、連覇へ歩みを進めた。

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