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5月2日(JST12000000) 岩田が好投もドリスが痛恨の被弾

戦評

立ち上がりにやや課題を残す先発の岩田。序盤は3イニング続けて先頭打者に安打を浴びた。しかし落ち着いて後続を断つと中盤の3イニングは無安打投球。丁寧に低めを突いて内野ゴロを量産する持ち味を発揮した。

援護したい打線はルーキー・近本が絶好調。3回に2塁打を放ち13試合連続安打をマーク、球団の新人記録を更新した。しかし得点圏に走者を置いても広島のエース・大瀬良を捉えきれない。

両先発の好投により投手戦の続く中で7回、2死から岩田が安打を許すと広島ベンチが動く。代走を起用し均衡を破りにきた。走者を警戒しながら長打力のある會澤と対峙したバッテリーはカウントを悪くし、三遊間へ強い打球を打たれてしまう。しかしショート・木浪が体をいっぱいに伸ばして掴みとると反転と同時に1塁へ送球。ファインプレーで大きなピンチを凌いだ。ルーキーの好守備に助けられた岩田はこの回まででお役御免。2塁を踏ませぬまま7回4安打無失点と試合を作った。

「連勝中の勢いに乗って攻めの投球ができました。先発投手としての役割を果たすことができて良かったです」

その裏に女房役の梅野、代打・高山、すでに2安打を放っていた近本の安打で2死満塁とし糸原が鋭いライナーを飛ばす。しかし惜しくも打球はセンター・野間のグラブに収まってしまう。8回にも大山が2塁打を放ちチャンスは作ったがあと1本が出ず。すると9回に守護神・ドリスが痛恨の被弾。守屋も手痛い一打を浴びリードを広げられてしまう。

連勝は4でストップし小休止となったがゴールデンウィークはまだ半分。12連戦の後半で貯金増を狙う。

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