7月12日(th0000007) 8回無失点の岩貞を大山が2打点で援護

戦評

試合へ向けて体を動かす選手の中に背番号22の姿がない。投手陣のまとめ役でもあった藤川が右肩のコンディショニング不良により登録抹消。守護神の離脱でリリーフ陣の再編を余儀なくされた。試合前に暗いニュースが届いたが、先発・岩貞の好投がチームに勇気を与えた。

立ち上がりに四球を1つ与えたものの後続を断ち無失点。2回から4回は全て三者凡退と快調にアウトを重ねた。5回1死から初安打を浴びるが次打者を併殺打に打ち取り、結果的にはこの回もDeNAの攻撃を3人で終わらせる。

好投を続ける岩貞を援護したい打線は6回、1死から糸原が四球で出塁し、糸井の内野ゴロの間に2塁に進む。2死ながら得点圏に走者を進めると大山がレフト前に先制の適時打を放つ。

「初球から振って行こうと思って打席に入りました。打てるコースに来たら自分のスイングをしようと思っていたのでタイムリーになって良かったです」

援護点をもらった岩貞は7回1死1からDeNAの4番・佐野、5番・ロペスを連続三振。初めて2塁に走者を背負った8回2死1、2でも低めの変化球に梶谷のバットは空を切る。試合前の時点で打率.352と当たっていたキーマンを完璧に封じ込めた。

「声援が力になって、攻めて、腕を振っていくことが出来ました。渾身の球を投げて行こうと思ってました。ピンチの時ほど手拍子が力になりました」

大きな山場を切り抜けると、その直後の攻撃で糸原が安打で出塁し糸井の内野ゴロの間に2塁に進む。先制した6回と同じような形でチャンスを作ると再び大山のバットが甲子園を沸かせた。ライト線へ適時2塁打を放ち貴重な1点を追加、リードを2点に広げた。

9回はスアレスがマウンドへ。1点は失ったものの何とか踏ん張り試合を締めくくる。有観客試合となった最初のカードで勝ち越しを収めた矢野監督は「打線も調子は上がってきてるので、来週もしっかり勝っていきたいなと思います」来週も続く甲子園でのホームゲーム、さらに白星を重ねたい。

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