10月13日(41Asia/Tokyo13) 坂本が攻守に活躍し引き分ける

戦評

前日に続いて大山がベンチ外。主砲不在の打線は島田がプロ初の1番に、チャンスメーカーとして抜群の働きを見せていた近本をポイントゲッターにすべく3番に据えた。

新オーダーの打線は1点を追う2回、糸原と木浪の安打で1死1、3塁とすると坂本が三遊間を破る。

「何とか早い回に取り返しておきたかったので、打つことができてよかったです」

前日に1失点勝利を収めた影の立役者の一打で同点に追いついた。

試合の流れを引き寄せたかに思えたが直後にアクシデントが訪れる。2回裏に勝ち越しを許した場面で先発の西が異変を訴え緊急降板。スクランブルリリーフとして馬場がマウンドに上がった。心も体も準備の難しい登板だったが2死3塁を凌ぐと、3回も巨人のクリーンアップを三者凡退に抑えた。「前回の登板もそうでしたが、試合の流れを左右する場面で使ってもらっているので、なんとしてもチームに流れをもってくるために、とにかく必死に投げました。抑えることができて良かったです」

この馬場の好投を好リードで支えた坂本はバットでも援護した。1点ビハインドの4回にレフトスタンドへ同点アーチを描く。

「追いつくことができてよかったです」

リード面の評価が高い守備型の捕手にとっては2回の同点打が今季初打点で、この一発が今季初本塁打。虎メダルの考案者がかける側からかけられる側に。価値ある一振りで再び試合を振り出しに戻した。

その裏からはローテーション投手の一角、伊藤将がマウンドに上がった。プロ初のリリーフ登板となったルーキーは3回を1安打無失点。7回と8回もアルカンタラがイニング跨ぎで無失点投球を披露する。2-2の9回はピンチを招きながらもスアレスが締めて引き分けとした。

投打の主力にアクシデントが発生しながらもリリーフ陣の好投で失点を防ぎ、好リードの坂本が2打点を挙げ、近本は2試合連続の猛打賞で12球団トップの安打数を173本にまで伸ばした。明日の今季最後の伝統の一戦も全員野球で挑む。

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