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10月28日(tham31) 日本一奪取へ。山本攻略で先勝

戦評

59年ぶりの関西決戦となった日本シリーズに岡田監督の血も騒いだ。初回に1死から中野がチーム初安打を放ち出塁するとすかさず盗塁を敢行。結果的には不発に終わったが難攻不落の好投手、オリックス・山本に対して早めに仕掛けた。その姿勢が3回り目に炸裂、猛虎打線の勢いはNPB最強投手さえも飲み込んだ。

両チーム無得点の5回、先頭の佐藤輝が安打と盗塁で2塁へ、さらにノイジーのライトフライで3塁に進んだ。この好機にDHでスタメン抜擢の渡邉諒がセンター前に落とす適時打を放つ。欲しかった先制点を叩き出した。

ビジターゲームながら京セラドーム大阪はホームとしても使用する球場。ファンの大声援に後押しされ近本の右中間を深々と破る2点適時3塁打と中野の適時打で加点し一挙4得点、ビッグイニングで試合の主導権を握った。

猛攻は止まらない。6回にも坂本の適時2塁打などで3得点、リードを7点に広げた。

投げては先発・村上が好投した。今季大ブレイクした右腕は4回までパーフェクトピッチング、2回には自己最速となる152km/hのストレートで空振り三振を奪った。5回に背負った1死1、2塁のピンチも後続を抑えるなど安定感抜群のまま7回を2安打無失点、日本シリーズ初登板で最高の結果を残した。

「いい緊張感が力に変わったので良かったと思います。序盤はテンポ良く行けたのが良かったと思いますし、ピンチでも粘れたのが無失点につながったと思います」

8回は加治屋が3人でピシャリ、9回は岩貞が3者連続三振締め。打線も最終回に佐藤輝の内野ゴロの間に1点を加え計8得点を奪う完勝となった。

CSファイナルステージは投手陣の好投が大きかった。打線はやや控えめだったが日本シリーズではオリックスのエース・山本に10安打を浴びせ6回途中KOの好発進。投打が噛み合う白星に岡田監督も「村上はいつも通りのピッチングをしてくれた。打つ方が今日はすごく奮起した。みんな自分の役割を果たしてくれたと思いますね。初戦でこういう勝ち方をしたのでね。この勢いでやっていきたいと思います」と話した。

短期決戦において先手を取った方が有利なのは言うまでもない。明日は西勇が慣れ親しんだ京セラドーム大阪のマウンドで古巣相手に好投してくれるはずだ。

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