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4月11日(JST12000000) 西勇が完璧投球も打線の援護に恵まれず

戦評

立ち上がりは内野ゴロ3つ。低めに集める本来の投球で先発の西勇がしっかり試合を作った。内も外もコーナーの出し入れが抜群で変化球も巧みに操り広島打線に付け入る隙を与えない。窮屈なスイングを強要してハードコンタクトさせず、スコアボードに0を並べ続けた。8回を5安打無四球無失点、先発として最高の仕事を果たした。

「イニングを投げられたこともですが四球も無く投球の内容もよかったと思います。野手の守備、梅野のリードにも助けてもらい、守りでいいリズムを作ることができたと思うので。次の登板も頑張ります」

打線も初回に近本の2塁打から攻撃を開始したが西勇を援護出来ない。3回には木浪と近本の安打で走者をため、6回に中野が2塁打を放つが適時打は生まれない。7回に先頭の佐藤輝が飛ばした大きな飛球はフェンス手前で相手のファインプレーに阻まれてしまう。

両チーム無得点の9回、マウンドに上がったゲラは1死2塁と得点圏に走者を背負ったが高めのストレートと低めの変化球のコンビネーションで広島の代打の切り札、松山を空振り三振に仕留めた。2死までこぎつけたが手痛い一打を浴びてしまう。

1点を追う9回裏、先頭の中野が放ったセンター前に落ちそうな安打性の打球もノーバウンドで捕球され最後までホームが遠かった。

明日からはバンテリンドームに乗り込み中日との3連戦。投手有利な球場で開幕投手、青柳が今季初勝利を狙う。

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