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6月15日(tham30) 打線変更実らず。ビーズリーも2被弾

戦評

連敗阻止へ。岡田監督は見慣れたオーダーを組んだ。近本を1番に戻し、中野は2番に。そしてスタメン復帰の佐藤輝が4番を任された。大山がファーム再調整中ではあるものの日本一打線に近い並びとなった。

原点回帰の打線は初回に近本が内野安打で出塁すると、今季10個目の盗塁を成功させる。これで入団1年目から6年連続2桁盗塁を達成。頼もしいリードオフが躍動した。しかし近本の足で作った無死2塁のチャンスを生かせない。

先制機を逃すとその裏に先発のビーズリーが3点本塁打を浴びてしまう。それでも2回から4回は無失点。追加点を与えず試合を作った。粘り強く打線の援護を待ちたいところだったが5回にも被弾すると四球と失策が絡んで5点目を奪われてしまう。今季は防御率0.69と好投を続けてきたがイニング途中で無念の降板となってしまった。

「今日は上手くボールをコントロールすることができなかった。相手打線は調子も良く甘いボールを一発で仕留められてしまったね」

2番手の富田も適時打を浴びて追いかける点差は6点に。リードは広げられていたが打線も6回に意地を見せた。先頭の中野が安打を放ち初回以来の無死の走者を出すと1死後に佐藤輝の2塁打でチャンス拡大。前川の内野ゴロの間に1点を返した。

リリーフ陣も6回は島本が三者凡退に抑え、7回は福岡出身の浜地が3人でピシャリ。劣勢の展開の中でも懸命に腕を振った。すると8回に中野の四球と森下の安打で走者をため2死1、2塁から糸原がセンター前に落とす。しぶとい打撃で適時打を放った。

反撃及ばず敗れたものの9回にもチャンスを作り、打線全体としても相手を上回る8安打を放って兆しは見せた。明日はリーグトップの7勝を挙げている才木が先発する。連敗を止めて関西に戻りたい。

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