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6月25日(JST000000Asia/Tokyo) 火曜日は任せた。才木が8回1失点

戦評

6月23日の試合が雨天中止となり、次回登板をそのまま1週間待つのはもったいない。週末のエースから週頭のエースへ。すでに8勝を挙げている勝ち頭の才木が先発マウンドを任された。これまで投げていた日曜日は翌日が移動日のためリリーフ陣を注ぎ込みやすかったが、火曜日は相手のエースと投げ合う過酷な曜日。しかもこの日は年に1度の倉敷マスカットスタジアムでのゲーム。慣れない環境が重なったが今季の才木にとっては問題なし。3回までは1安打無失点の安定した内容で中日打線を封じた。4回に2死満塁のピンチを背負っても最後は152km/hのストレートで空振り三振。フルカウントからの力勝負でねじ伏せた。

援護したい打線は4回までに5安打を放ったが適時打は生まれない。0-0の緊迫した投手戦が続いていた。雨の降り始めた7回に才木は先頭打者に安打を浴びたが盗塁を試みた走者を梅野の正確な送球が刺す。才木の状態の良さから中日ベンチも勝負をかけてきたがバッテリーのディフェンス力が上回った。8回には1塁側ファウルゾーンのフライを大山が飛び込みノーバウンドで捕球。ファーストを守る選手としては珍しいダイビングキャッチで中国地方のファンを沸かせた。才木は2死から連打を浴びて先制を許したが8つの三振を奪い8回1失点。エースの投球で試合を作った。

打線は1点を追う9回、2死から佐藤輝が安打を放つと岡田監督が動く。代走に植田を、代打に渡邉を起用した。この場面で足のスペシャリスト、植田が盗塁を成功させ得点圏へ。渡邉も四球を選んで逆転の走者を出した。しかし代打・糸原が空振り三振に倒れゲームセット。中野のレフトライナーなど惜しい当たりはいくつかあったが最後までホームを踏めなかった。

明日からは甲子園へ。本拠地で流れを変えたい。

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