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8月11日(th0000008) おかえり遥人。高橋が1025日ぶり勝利

戦評

1009日ぶりの1軍マウンドに高橋が帰ってきた。初球に投じたのは威力のあるストレート、立ち上がりに奪った3つのアウトは全て三振によるものだった。

打線も初回から復帰祝いとなる援護点を送った。近本の2塁打と中野のセカンドゴロで1死3塁とし森下がセンター前に先制の適時打を放つ。

「(中野)拓夢さんがつないでくれましたし、内野も後ろに下がっていたので、しっかりコンタクトすることを心掛けました。先制点が取れてよかったです」

さらに2死1塁から大山があと少しで本塁打のレフトフェンス直撃の適時2塁打を放ち2点目を奪った。

4回には鋭い打球が一閃。前川がライナーをライトスタンドに突き刺しリードを3点に広げた。

「前の打席で少し当てにいったようなバッティングになっていたので、しっかり振り切ることを意識して打席に入りました。(髙橋)遥人さんも粘り強く投げてくれていたので、援護することができてよかったです」

高橋は走者を出しても要所で併殺や三振を奪いホームを踏ませない。4回2死満塁のピンチを三振で切り抜けると5回は広島の上位打線を三者凡退に抑えた。5回までに7つの三振を奪って無失点。上々の復帰登板となった。

3点リードの6回は石井、7回は桐敷、8回はゲラと勝ちパターンのリリーフ陣揃い踏みで無失点リレー。攻めても8回に大山がダメ押しの今季10号本塁打を放ち勝利を決定づけた。最後は岩崎が締めて逃げ切りに成功し連敗ストップ。そして高橋に1025日ぶりの白星を送った。ウイニングボールを受け取った高橋は「また試合で投げることも勝つことも想像出来ない時があったのでみなさんのおかげで勝てたかなと思います。頑張れたのはファンの方々の声援があったからなのでまたこうして元気に投げるところを見せられて本当に良かったです」

チーム一丸となって勝利を収め、明日からは東京ドームへ。9連戦ラストは伝統の一戦。まずは西勇の好投でカード初戦をものにしたい。

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