ホーム開幕戦のマウンドを託すのはもちろん才木だ。昨季13勝3敗、防御率1.83の成績を残し、エースとして迎えるシーズンにも死角はない。3月16日にはMLBのプレシーズンゲームでドジャース打線を相手に5回1安打無失点と好投。今やNPBでもトップクラスの本格派投手へと成長した。初球に投じたのは155キロの豪速球。ストレート狙いの打者でもファウルにするのがやっと。追い込んでからは140キロ台中盤のフォークで空振り三振に仕留めた。三者凡退の好スタートを切り、走者をためた2回も無失点。気迫の投球に打線もすぐに援護点を送った。
2回に森下が2塁打で出塁し、2死後に木浪がレフト前に運ぶ。先制の適時打となった。
「先制点を取って才木を楽にしてやりたかった場面で、結果が出て良かったです。2ストライクだったので、コンパクトに打つことを意識しました」
しかし才木は3回に同点アーチを被弾。1-1の6回には4安打を集中され3点を奪われてしまう。打線も3回に中野の今季初安打、初盗塁などでチャンスを作ったものの得点ならず。苦しい展開となったがフレッシュなルーキーが流れを引き戻した。
6回2死満塁の場面で登板した伊原が1球でこのピンチを凌ぐと、イニングを跨いだ7回もDeNAの上位打線を3人斬り。実戦派左腕が存在感を示すと右の剛腕も続いた。8回は工藤が三者凡退。ストレートは全球150キロ台というパワーピッチングでねじ伏せた。
するとその裏、近本と中野の連打で走者がたまる。無死1、2塁でクリーンアップに打順がまわった。一発が出れば同点の場面は作ったが中軸のバットから快音は聞かれない。逆に9回に追加点を奪われ反撃ムードは萎んでしまう。ホーム開幕戦を白星で飾れなかった。
明日の先発はビーズリー。序盤から飛ばし勝ちパターンのリリーフ陣につなぎたい。