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4月8日(JST000000Asia/Tokyo) 才木が気迫の投球も白星ならず

戦評

9試合を消化して順位は首位。ナインが今季初の甲子園へ凱旋した。大事な試合の先発マウンドを任された才木はパワフルな投球でヤクルト打線を牛耳った。

初回と2回に走者を出しても力勝負で押し込み適時打は許さない。しかも3回から5回は三者凡退と中盤にかけてさらに安定感を増す。前半を球数60球で2安打無失点と抑え込んだ。

しかし打線もヤクルト先発の高橋を攻略出来ない。4回に森下がチーム初安打を放ったが2死からではチャンスを広げられず。5回も先頭の前川が安打で出塁したものの木浪の放った大飛球は惜しくもフェンス手前で野手のグラブに収まった。

才木の力投により0-0の静かな展開のまま終盤戦へ。援護すべく打線は7回に2つの四球で1死1、2塁とチャンスを作った。しかし代打の原口が併殺打に倒れてしまう。

才木は8回に適時2塁打を浴びたがなおも続く2死2、3塁のピンチでヤクルトの4番・オスナ相手に一歩も引かない。球数が110球を超えても150キロオーバーのストレートを連発。最後はショートフライに打ち取った。

1点を追う打線は8回、先頭の木浪がレフト前への安打で出塁すると藤川監督は代打に佐藤輝を起用した。ベンチスタートとなったスラッガーの登場に大きな歓声が起こったが快音は聞かれず。打順がトップに返っても近本、中野もHランプを灯せない。9回も無得点に終わり8回1失点と好投した才木を最後まで援護出来なかった。

悔しい完封負けとなってしまったが明日こそホーム初勝利を。ビーズリーに援護点を送りたい。

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