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4月22日(JST000000Asia/Tokyo) 大技小技が炸裂。2桁安打で攻め勝つ

戦評

佐藤輝の長打力と小幡の足が攻撃のリズムを生んだ。4月20日の広島戦で2本塁打含む4安打6打点と大活躍した佐藤輝だがまだ暴れ足りなかったらしい。2回にライトへの3塁打でチャンスメイク。大山がライトへ犠牲フライを放ち先制に成功した。


「先制したいと思っていた中、(佐藤)輝がチャンスを作ってくれたので、得点することだけを考えて打席に入りました」


4回には中野、森下の連打で無死1、3塁とすると佐藤輝が右中間を破る。またしても長打となる適時2塁打を放ち、リードを2点に広げた。


「追加点のチャンスを(中野)ムーさんと(森下)翔太が作ってくれたので、得点することだけを考えて打席に入りました。追い込まれてましたが、しっかりコンタクトできて良かったです」


主砲に続いて伏兵も小技で試合を動かした。5回に先頭の小幡がセーフティバントを決めて出塁し盗塁で2塁に進む。近本の放ったフラフラっと上がった打球がレフト前に落ちると小幡は判断良くスタートを切り2塁から余裕を持って生還を果たした。


「良いところに飛んでくれました。(小幡)竜平が盗塁をして、好判断で本塁まで帰ってくれたからこその追加点です」


近本は7回に「この風でハマスタなので、頼む入ってくれと思いながらゆっくり走りました」と今季3号本塁打を叩き込む。ガツンという一撃でこれで4点目。小刻みに加点し試合の主導権を握り続けた。


大技小技で攻める打線の援護を受けた先発の才木はタフさを発揮した。ピンチを招きながらも簡単にホームを踏ませない。伸びのあるストレートで押し込み6回まで無失点。7回途中でマウンドを降りたが先発の役割はしっかり果たした。


「いらないところで四球を出してしまってリズムを作ることができませんでした。野手のみんなが点を取ってくれて助けてもらいました。次は自分がみんなを助けられる

ような投球をします」

この回2点を失いDeNAに追い上げを許したが8回は石井が3人でピシャリ。2点リードの9回は岩崎が締めて逃げ切りに成功。1度も追いつかれることなくカード初戦をものにした。明日も早い回から門別に援護点を送りたい。

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