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7月11日(JulyFri, 11 Jul 2025 00:00:00 +090000) 大量ビハインド跳ね返せず連勝ストップ

戦評

11連勝の始まりとなったヤクルト戦で連勝を伸ばすことは出来なかった。

先発の村上は初回の先頭打者に安打を浴びたが2つの三振を奪って無失点。追い込んでから低めの変化球を振らせるリスクの少ない立ち上がりだった。しかし2回2死走者なしからいつもなら簡単に奪えるあと1つのアウトが遠かった。走者をためて適時打を浴び、満塁の場面で被弾してしまう。6失点のビッグイニングを作られてしまった。

「取るべきアウトを取ることができずに相手の勢いを止めることができませんでした。序盤で大量失点を許してしまい申し訳ないです」

大量ビハインドを背負い雨の影響で試合は50分中断。それでも世界一熱い阪神ファンは帰らない。この声援に選手も応えた。2番手の門別が2回を無失点。試合を引き締めると打線も4回に森下、佐藤輝の連打で無死1、3塁とし大山の適時打で反撃開始。さらに豊田の四球で無死満塁とし小幡がレフト前に落としてこの回2点を返した。

5回にも無死満塁のチャンスを作り大山が犠牲フライを放つ。前半で3点差にまで詰め寄った。

6回は互いに無得点で7回には1軍再登録となった岩貞が昇格即マウンドへ。実績も経験も豊富な左腕はきっちり三者凡退に打ち取った。イニングを跨いで8回も無失点。9回は桐敷がホームを踏ませずリリーフ陣は各自が仕事をこなした。

3-6と3点を追う9回、1死から中野が安打で出塁しクリーンアップのバットに期待がかかったが劇的な逆転サヨナラ勝ちとはならなかった。

連勝は一旦ストップとなったが6点ビハインドや50分の中断があっても集中力を切らすことなくワンチャンスでひっくり返せる展開に持ち込んだ。明日のデュプランティエのゲームから再び連勝街道を走り出す。

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