軽々と150キロ台を計測するストレートには速さだけでなく、強さ、圧がある。先発の才木が序盤に奪三振ショーを披露した。初球に投じた154キロの豪速球は状態の良さを感じさせ3球三振。その後も力強いストレートを軸に3回までに7つの三振を奪う。しかも球数は40球とテンポも良かった。4回1死満塁のピンチも凌いで、5回にはライトへの大飛球を森下が好捕した。打球は風に押し戻され、フェンスが視界に入る中での難しい判断だったがきっちり対応した。
好投の才木を援護したい打線は中盤に2イニング続けて満塁のチャンスを作った。しかし3回は森下の放った良い当たりがセンターライナー、4回もショートへ高く弾んだ打球を才木が放ったが内野安打とはならず。両チーム無得点の展開が続いていた。
才木は7回に適時打を浴び先制を許してしまうがイニング終了までマウンドに立ち、7回を投げて4安打1失点。内容抜群の110球だった。
1点を追いかける打線はその裏に梅野の内野安打と福島の送りバントで1死2塁とした。しかしあと1本が出ない。
8回は及川がきっちり三者凡退。9回はセカンド・中野が二遊間への打球を抜かせない。バントヒットで出した走者も岩崎が牽制で誘い出し追加点は許さなかった。
最終回は1死から木浪が四球で出塁すると代走の植田が送られた。最後まで粘りを見せたがホームを踏むことはできず、カード勝ち越しはならなかった。
敗れはしたが才木の状態が上がっていることは大きな収穫。次カードの中日戦では打線の状態も上げていきたい。