貯金10でパリーグ首位を走る西武を相手に先発の大竹が好投。2回に被弾して先制を許したものの、それ以外はほぼ完璧な投球を披露した。安打を浴びた1回と4回には次打者を併殺打に打ち取り傷口を広げない。5回にはショートの小幡が強い打球をグラブに収め、素早く1塁へ送球。ファインプレーで先頭打者の出塁を防いだ。このビッグプレーに続いては大竹が66キロのスローボールを投じて球場を沸かせる。5回まで55球で1失点、しっかり試合を作った。
援護したい打線は1点を追う2回に佐藤輝と伏見の安打で走者をためたがこの同点機を逃すとチャンスらしいチャンスを作れない。西武先発の渡辺のキレのある球を捉えられないままイニングが進んでしまった。
大竹の好投は続いたが7回に守備のミスで手痛い2失点。点差を3点に広げられてしまった。
それでも8回は湯浅が3人でピシャリ。投手陣の力投に応えるべくその裏に2死から代打の嶋村が内野安打で出塁し、打順がトップに返ると高寺も安打でつなぐ。1、3塁と久々に得点圏に走者を置いたがクリーンアップにまで打順をまわせない。
9回には工藤が160キロの豪速球を投げ込んでチームを鼓舞。逆転を信じて腕を振った。
0-3という厳しい状況で迎えた最終回は自慢の中軸が空気を変えた。森下があとわずかで本塁打というレフトオーバーの3塁打を放つと、佐藤輝が放った打球はレフトポール際に吸い込まれる。2点本塁打で1点差に迫った。さらに大山が四球を選んで同点の走者を出した。反撃ムードが高まったものの逆転には至らず。あと1点が重かった。
明日は西勇が先発し、西武は防御率0.68の平良が先発する。ロースコアの展開が予想されるだけに先制点にこだわりたい。