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6月11日(JST12000000) 伊藤将が好投も遠いあと1点

戦評

1戦目と2戦目はソフトバンクのパワー野球に押し負けた。だが3戦目は違う。がっぷり四つに組み合い、終盤勝負に持ち込んだ。

開幕ローテーションに入りながら左大腿部の筋損傷により戦列を離れていた伊藤将は実戦復帰するとファームでは登板する度にイニング数を増やし、トータル3試合9回で1失点。結果を残して出番を待ち、久々の1軍マウンドでもキレのある球は健在だった。

三者凡退の立ち上がりに始まり、狙い通りのコースを正確に射抜く。3回には三者連続三振を奪う。序盤をパーフェクトという好投だった。

援護したい打線は4回、大山が放った打球は低い弾道のままライトのホームランテラスへ。先制本塁打となった。

その裏に伊藤将は2点を失い逆転を許してしまうが5回までに7奪三振。内容の濃い77球だった。

「久しぶりの登板でしたが、ストレートでファウルが取れたり、インコースにしっかり投げ切れたりと、良い感覚で投げられた部分もあったので、しっかりと次の登板に活かしていきたいと思います」

この熱投に打線も奮起した。1点を追う6回、佐藤輝の安打と大山の四球で1死1、2塁とすると前川の適時打で同点とした。

「キレイなヒットでは無かったですが、どんな形であれ、同点にできたことが嬉しいです」

勝負所と見るや藤川監督はまだ中盤ながら前川に代走・島田を送る。7回にも2死満塁と攻め立てた。しかしあと一押しが足りない。その裏の守備では2死2塁からのライト前安打で佐藤輝がバックホームするもほんのわずかに及ばず。勝ち越し点を奪われてしまった。

9回に中野が安打で出塁するなどチーム全体として相手を上回る9安打を放ったが2-3で敗れてしまった。

明日からは交流戦最終カードのオリックス戦。ビジターゲームながら地元関西のファンの声援を受け、村上が勝利を呼ぶ。

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