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6月28日(th0000006) 中野、森下、佐藤輝が爆発で12得点

戦評

走攻守でチームを支える中野にとって一生忘れられない誕生日となったに違いない。初回、1死から30歳となったばかりの中野がバースデー安打を放って出塁するとセリーグ本塁打王も本領発揮した。森下が高めのストレートを逃さない。レフトスタンドへ先制の2点本塁打を放った。

「(高橋)遥人さんに少しでも楽な展開で投げてもらいたいと思っていました。初回に先制できてよかったですし、打球に角度もついて良いバッティングができたと思います」

2点の援護をもらった先発の高橋は開幕から9勝無敗、防御率1.06と鉄壁を誇る。いつも通りのパフォーマンスを発揮できれば勝利確定のはずだが立ち上がりに犠牲フライで失点し、2回に被弾。同点を許してしまった。3回2死2塁のピンチはセカンド・中野の好守備で勝ち越しを防いだが4回1死3塁からは前進守備の二遊間を破る適時打を浴びた。クリーンヒットは少ないものの先頭打者を出してしまうことが多く三者凡退イニングを作れない。

苦しむエース左腕を打線が救った。2-3と1点ビハインドの6回、佐藤輝がライトスタンドへ同点アーチを描いた。今季16号でトップの森下に1本差に迫った。

「初球をしっかり打ち返せて、良いスイングができたと思います」

追いついてもらった高橋はその裏を無失点に抑え、6回3失点。粘り強く試合を作った。

同点の7回には代打・福島と高寺の連打で走者をためると中野が右中間を深々と破る2点適時3塁打を放つ。2安打2打点と30代ロケットスタートを切った。

「自分で自分の誕生日を祝いたかったので良かったです。甘いところに来たら一発で仕留めるという気持ちで打席に入りました。嬉しかったですし、ファンの皆さんが喜んでる姿が1番嬉しかったです」

さらに森下も適時打で続き、リードを3点に広げた。火のついた上位打線は止まらない。9回には森下の2点適時2塁打、佐藤輝の適時2塁打などで強烈なダメ押し。最終回に6得点のビッグイニングを作り試合を決めた。

高橋が先発し中野、森下、佐藤輝が活躍した試合を落とすはずがない。雨に悩まされた1週間を12得点の大勝で締めた。来週の甲子園6連戦もいい形で戦えそうだ。

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