真夏の甲子園を盛り上げる恒例イベント「ウル虎の夏」の季節がやってきた。ナインは「カオスとエナジー」をイメージしてデザインされた限定ユニフォームを着用し戦った。
先発の大竹とマスクをかぶる坂本のバッテリーがDeNA打線の裏をかいた。アウトコースを意識させてインコースのストレートを通し、緩急をつけた投球で連打を許さない。5回に先制アーチを浴びたものの要所をしっかり締めた。6回にはDeNA打線の新主砲、エンカーナシオンを間合いでも球速でも翻弄。大竹らしい投球術で6回途中を1失点と試合を作った。
「前回登板が良くない終わり方でしたが、ズルズルいくのではなく新しい気持ちでマウンドに上がりました。HRでの失点は悔やまれますが、終始ランナーを出す投球でも落ち着いて投げることができましたし、注意すべき打者をしっかりケアしながら投げることができたと思います」
6回2死1、2塁のピンチでリリーフした木下は154キロのストレートを低めいっぱいに突き刺して見逃し三振。イニングを跨いだ7回も無失点に抑える好投で自分の役割を果たした。
しかし打線に元気がない。5回まで2安打無得点。3回2死1、2塁から佐藤輝が良い角度の打球を放ったがセンターオーバーとはならなかった。7回に中野、濱田を代打に送り打開を図ったが走者を出せない。
1点ビハインドの8回はセベリーノが甲子園初登板。自慢の快速球を投げ込んだが連続四球を与えてしまうと手痛い一発を被弾。点差を4点に広げられてしまった。9回も津田が失点して流れを引き寄せられない。
7点ビハインドの最終回に反撃ならず。2死から高寺が大きな飛球を放ったがフェンス手前のレフトフライとなり、悔しい完封負けとなってしまった。
明日はプロ初勝利を目指して下村が先発する。エナジー溢れる投球で打線の奮起を呼び込みたい。