タイに持ち込まれるか、早々にカード勝ち越しを決めるか。重要な2戦目も投打に躍動した。
巨人先発の井上はすでに2桁勝利を挙げ防御率1.96を記録する好左腕。しかし阪神戦の成績は2戦2敗で防御率8.10。猛虎打線は苦にしていない。初回に中野の四球と森下の安打で1死1、2塁とすると「積極的に仕掛けていって一発で捉えられたので良かったです」という佐藤輝の適時打で1点を先制。さらに大山の犠牲フライでも加点した。
追加点は一発攻勢。アイブラック兄弟にとって東京ドームは狭過ぎたのかもしれない。3回に森下と佐藤輝が2者連続本塁打。巨人に強烈なインパクトを与える二振りでリードを4点に広げた。佐藤輝は「初球捉えることが出来て、森下に続けて良かったです」
先発の高橋と伏見のバッテリーは巨人打線に的を絞らせない。四球が望めないからと早打ちしてもそもそも甘い球が来ないのだから凡打にしかならない。3塁を踏ませることなく5回無失点。高橋は6回に被弾して1点を失いはしたものの先発としてしっかり試合を作り、余力を残してマウンドをリリーフ陣に託した。
4-0が4-1になったのなら再び4点差に広げればいい。7回に佐藤輝が右中間へ今季26号本塁打を放った。プロ1年目からアーチを量産する怪物スラッガーにとってはこれが通算150号の節目の一発となった。
「いろんな人に支えてもらってここまで来れたので感謝したいなと思います」
藤川監督も「素晴らしいキャリアだし、子どもたちに夢を与えてるんじゃないですかね」と大絶賛だ。終盤は木下、及川、工藤が無失点リレー。スピードガン表示で球場を沸かせる豪腕リリーバーたちが反撃を許さなかった。主力がしっかり働いて巨人に連勝。明日は若い力の下村がスイープを呼び込む。