長期ロードも残り2カード。1週間後、気分良く甲子園に戻るためにも貯金を増やしておきたい。しかし序盤は我慢のイニングが続いた。腰部の疲労骨折から復帰したルーカスが4月16日以来の1軍マウンドへ。立ち上がりの2死2、3塁のピンチは凌いだが2回に被弾。先制を許してしまった。打線は3回まで沈黙してしまう。リードを許していたが森下が重苦しい空気を振り払った。
1点を追う4回1死からレフトスタンドに同点アーチを描く。手応え十分の一発は誰の目にも明らかな確信弾。自身初の30号到達となった。
「両チームにとって次の1点が非常に重要だと思っていたので、先に1点を取って、同点にできたことがよかったと思います」
これで試合を振り出しに戻すと2死から大山が2塁打で出塁し、前川の適時打で勝ち越しに成功した。
「先輩方が作ってくれた勢いに乗って打つことができました。ホームまで還ってくれた大山さんに感謝です」
逆転してもらったルーカスは4回も5回も走者を出しながらもホームは踏ませない。三者凡退イニングは作れなかったが5回まで投げて本塁打による1失点、先発として試合を作った。
「皆さんの前に戻れて嬉しいです。久しぶりだったので一瞬一瞬を大事に戻ってこれて嬉しいです。ホームラン打たれてしまったのは悔やまれますが、その後は粘り強く投げられたのである程度は満足しています。リハビリ期間中は辛いこともありましたけどチーム全体に支えてもらったのでこれからはチームに貢献していきたい」
2-1と1点リードの6回は木下が3人でピシャリ。7回も及川がゴロアウト3つでDeNA打線を退けた。雨の降り出した後半にペースをつかむと8回、佐藤輝が滞空時間の長い一発をライトスタンドに運ぶ。森下に並ぶ30号本塁打で貴重な1点を加えると9回にも坂本の本塁打でダメを押した。終盤の一発攻勢で4-1とリードを3点に広げ、最後は工藤が2つの三振を奪って3セーブ目を挙げた。
明日は今朝丸がプロ2度目の先発マウンドへ。プロ初勝利でチームを勢いづけたい。