打率、本塁打、打点。セリーグの打撃3部門は森下と佐藤輝が激しいトップ争いを繰り広げている。本塁打は共に30発で同率首位だったが森下が一歩前に出た。
初回2死からレフトスタンドに本塁打を叩き込んだ。31号アーチで先制に成功した。
「先制点と思って、それがいい形でホームランに入ってくれたかなと思います。手応えありました」
先発の高橋は立ち上がりに2つの三振を奪って三者凡退。ストレートも変化球も狙い通りのコースに決めた。左のエースに打線も援護点を送る。3回に森下の内野安打と佐藤輝の2塁打で1死2、3塁とチャンスメイク。大山の内野ゴロの間に2点目を挙げた。
その直後の守備では無死1塁からのバント処理で伏見からの送球を受けたショート・元山が華麗な身のこなし。併殺に仕留めた。次打者のボテボテの当たりは高橋が好フィールディング。好守備の連続によりDeNAの攻撃を3人で終わらせた。
高橋は4回に自らの失策により1点を失い、その際に打者走者と交錯してしまう。状態が心配されたがベンチで治療を受けた後マウンドに守り5回まで投げた。5回1失点、しっかり試合を作った。
この力投に女房役が応えた。6回2死3塁から伏見がライト前に運ぶ。貴重な3点目を叩き出した。
3-1と2点リードの6回には木下がマウンドへ。1死満塁のピンチは招いたがハーフライナーをショートの元山がワンバウンドで処理して2塁へトス。好判断で643の併殺を奪い切り抜けた。
7回に及川が被弾してしまうが1点差の1死1塁でリリーフした神宮がDeNAの中軸打者、エンカーナシオンと宮崎に仕事をさせない。右のサイドハンドの仕事は右打者殺し。内野ゴロ2つでホームを踏ませなかった。
8回に同点を許したが打てばヒーローとなる場面で森下が燃えた。9回に元山の安打から2死2、3塁とするとライト前に2点適時打を放つ。5-3と勝ち越しに成功した。
「ピッチャー陣も野手も全員一丸となって必死につないでくれた打席だったので、何としても1本出すという気持ちで行きました」
最後は工藤が3人でピシャリ。熱戦を締めくくった。あさってからは長期ロード最終カードの中日戦。しっかり勝ち切りたい。