キャンプまで2週間となり、各選手とも自主トレのピッチが上がって来ました。鳴尾浜では岩崎 優投手が今年初めてのブルペン入り。カーブやスライダーも交えて約35球を投じています。
「(キャッチボールなどでも)ボールは強めに投げていたので、その延長線上。(マウンドの傾斜も)特に違和感なく、以外と普通に投げる事が出来た。(本当は今日入る予定じゃなかったけど(明日からの天気予報とかを考えて、寒くなりそうなので)ケガしてもいけないから・・・」。
プロ3年目に更なるステップアップを目指す岩崎は、余裕の表情で話します。金本監督からは、意図的に高めの球を投げる事も有効では?との提案もありますが、「(これまでは基本的に低めばかりを意識していたが)今は立ちなので(捕手が)座ったら意識してやって行きたい」意向です。最初にしては上々の感触も「問題は(ブルペンで捕手を)座らせてから」とプロ初の沖縄キャンプ・スタートへ意欲を燃やしていました。
抑え候補として獲得を目指していたラファエル・ドリス投手(28)との契約が成立した事が明らかになりました。(背番号は98)「有名な阪神タイガースでプレー出来る事に、とても興奮している。素晴らしい監督・コーチ・スタッフから多くの事を学べると思って楽しみだ。チームに貢献できるように頑張りたい」。新戦力右腕は、入団の喜びを語っています。
神戸市北区の有馬温泉郷にある料理旅館で、1985年の日本一とその後の最下位を経験した阪神OBが集う『天地会』が開かれました。会の冒頭には、昨年秋に急逝した中村勝広GM(当時)を偲び、全員で黙祷と献杯を捧げています。会には南 信男球団顧問・和田 豊 前監督(SA)・中西清起 前投手コーチらが出席。吉田義男会長は、金本新体制に「微力ながら協力したい」と話し、一丸でのバックアップを約束していました。
大阪市内のホテルでは関西スポーツ記者クラブが選定する第59回 関西スポーツ賞の表彰式が行われ、藤浪晋太郎投手に特別賞が贈られました。
昨年のワールドカップで活躍した関西所属のラグビー日本代表選手や、フィギュアスケートの宮原知子選手ら錚々たる顔ぶれの中、「ここに居られる方々と比べて、何した訳でもないので」とやや戸惑いながらも受賞の名誉に「光栄です」と喜びを表します。
陸上競技の100mと砲丸投げで好記録を残して『世界最高齢スプリンター』としてギネスブックに認定された105歳の宮崎秀吉選手もいて、「自分の中では105歳の方が衝撃的で、単純に凄い!と思った。野球とは比べようがないけど、本当に凄いと思う」と舌を巻いていました。