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オフトラニュース

藤浪・マテオが初ブルペン

2016/2/3

曇り空の宜野座で初めてメイングラウンドを使ったシートノックが行われました。注目の新外国人ヘイグは今成・新井と競合するサードで無難な動き。右肘故障からの完全復活を懸ける西岡もセカンドを守り、ルーキーで唯一参加の坂本は捕手として元気な姿を見せています。

続いて行われた投内連係には、榎田・岩田・高宮・高橋と共に背番号18の藤川も参加。いきなりバント処理のスローイングを見事に決めるなど流石のフィールディングでスタンドを沸かせていました。 また、フリー打撃には岩貞・歳内・岩崎・松田が登板。早くも実際の打者を相手に投げています。

ブルペンではマテオと藤浪がキャンプ初の投球練習。下柳 剛臨時投手コーチも見守る中、開幕投手を争うメッセンジャーの隣で体重移動を確認しながら4年目の藤浪が始動しています。

ルーキー坂本も途中から藤浪の投球を受けて感触を味わいました。カット・フォーク・ツーシーム・チェンジアップなど変化球も一通り交えながら捕手を座らせて47球の初ブルペン投球を終えた藤浪晋太郎投手。「もっとバラつくと思っていたけど、ストライクゾーンにまとまって投げられている。緩急とか、縦の変化を見なければ・・・。最後はフルに腕を振れた。抜け球やシュート回転も多くなかった」と振り返りました。

新外国人マルコス・マテオ投手は右スリークォーターから8割程の力で44球を投げ込み、「とても良い調子で来ている。コントロールには自信があるよ」と胸を張ります。

「イイ投球してるね。セット、クイックは試合でどうか? ブルペンでは良いものを見せてもらった」。香田勲男投手コーチもマテオの投球に合格点です。金本知憲監督は、「右打者は打ちにくそうやね。怖さもあり、制球もイイ。ただ、どっちに出るかだな。制球が良いと、最後 打者は踏み込んで来るから」と話していました。

ランチタイム特打では、福留孝介外野手がサク越え連発。「実質、外で打つのは今日で初めて。順調に行ってるんじゃないかな? 体調や状態を確認しながらやっている。特別力を入れて振った訳じゃない。まだまだ。カタチにもなってない。これからです!」と余裕のコメントです。

「彼は、ある程度ベテラン。どうこう言うんじゃない」。高校の先輩でもある片岡篤史打撃コーチも、全幅の信頼を寄せています。ランチ特打後には二人で話して、中日〜メジャー時代の印象を確認。打撃における本人がポイントにしている部分の把握に努めていました。

高知・安芸キャンプでは、ドラフト1位ルーキー 高山 俊外野手が初めての屋外フリー打撃を行い、場外5発を含む20本のサク越えを放ちました。見守るファームの掛布雅之監督をして「ちょっと想像を超えていた!」を言わしめる程の『衝撃デビュー』です。

伝え聞いた金本監督ですが、「楽しみにしてるし(昨秋、右手有鉤骨手術の後だけに)無理しないように。(沖縄に)来たら絶対張り切るから。最後はカケさんの判断になると思う」と即昇格には慎重な姿勢を示していました。

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