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オフトラニュース

サバイバルの第3クールへ

2016/2/10

キャンプ休日。選手たちは、束の間のリラックスタイムを過ごしています。

沖縄・読谷村のチーム宿舎では、期間限定『輝流ラインユニホーム2016』の発表会見が行われ、上本博紀内野手と今成亮太内野手がモデルを務めました。

1975〜78年に採用された『輝流ライン』のユニホームを、2016年版にリメイク。4月26日〜28日に甲子園で行われる対巨人戦『伝統の一戦 THE CLASSIC SERIES』の第1ラウンドで着用されます。

「斬新なデザインだと思った」という上本は、「伝統の一戦は偉大な先輩方が築かれた歴史なので、プライドを持って戦っていきたい」と表情をキリリ。今成も、「セ・リーグを勝ち抜くためには巨人を倒さないといけないので、気持ちが高ぶるし、いいプレーができそう。このユニホームに恥じない試合を」と意気込みました。

明日からは、第3クールがスタート。いよいよ実戦が始まります。

クール初日の11日に行われる紅白戦には、藤浪晋太郎投手が登板予定。「打者との感覚を確かめること」をテーマに、今年初めての実戦に臨みます。

同じく紅白戦に登坂予定の岩崎優投手は、宿舎隣接の室内練習場で、休日返上のトレーニング。ウエートやキャッチボールで翌日のマウンドに備えました。

野手は、西岡、上本、大和の二塁手争いや、ヘイグ、新井、今成の三塁手争いなど、レギュラー獲りが熾烈な状況に。絶好のアピールの場となる紅白戦が、ヒートアップすることは間違いありません。

第3クールを前に、金本知憲監督は「一、二軍の入れ替えはしていきたい。(ファームには)上げたい選手もいるみたいなので」と明言。ただ、「誰を二軍に行かせるか。名前が出ないね、みんないいから」と嬉しい悩みも。「紅白戦での、内容と結果を見て。細かくチェックしてもらうよう、コーチには言っている」と厳しい目を光らせます。

紅白戦の試合前には、ファンサービスの一環として、金本監督と下柳剛臨時投手コーチとの『3打席限定対決』が開催予定。勝者が金本監督なら野手が、下柳コーチなら投手が、紅白戦後の練習免除というおまけ付きです。

真剣勝負を前に金本監督は、「張り切ってるのは下柳だけ。えらい張り切っている(笑)。変化球投げるからね。引退してから、変化球は1球も見ていない。ピッチャー有利だけど、不利な中で、執念を野手に見せられるように」と少々弱気。下柳コーチは、8日に上本相手に打撃投手を務め、89球を投げ込むなど準備万端です。「こっそり隠れてバット振ってる」といい、第2クール最終日には「これからバット振ってきます!」とニヤリとしてグラウンドを後にした背番号6ですが…。勝負の行方はいかに!?

安芸キャンプの第3クールは、韓国・ハンファとの練習試合でスタート。先発予定の田面巧二郎投手は、休日返上で調整を行いました。掛布雅之ファーム監督が、初陣を迎えます。

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