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オフトラニュース

マテオがリリーフカー購入!?

2016/3/2

金本知憲監督はじめ首脳陣、選手、球団関係者ら約250人が西宮神社を訪れ、恒例の必勝祈願を行いました。

午前10時、澄みわたる青空の下、ユニホーム姿の選手たちが境内に現れると、集まったタイガースファンから歓声が。「六甲おろし」が流れるなか、選手たちは参道を歩いて本殿へと向かいます。必勝祈願祭では、宮司による祝詞に続き、坂井信也オーナー、四藤慶一郎球団社長、金本監督が玉串を奉納。坂井オーナーには特製の必勝祈願札が授与されました。

参拝を終えた金本監督は、「4年ぶりかな。久々で懐かしかった。選手の安全第一を願いました」と晴れやかな表情。吉井良昭宮司は、「金本監督からは、チームを率いてこれから一日一日戦っていくという心構え、責任感がうかがえました。新監督の下、一丸となっている雰囲気を感じますね。選手のみなさんは、一年間ケガをせず、シーズンをフルに活躍していただきたい」と語っています。

神社参拝の後は、一軍は甲子園、ファームは鳴尾浜に分かれて、全体練習を行いました。

左脇腹痛の影響で別メニュー調整を続けていたマット・ヘイグ内野手が、この日から一軍に再合流。シートノックや走塁練習なども精力的にこなし、フリー打撃終了後にはケージ裏で見守っていた金本監督とガッチリ握手を交わしました。ヘイグは、「いい感じだったよ。今日は、やるべきことが全部できた」と納得顔。金本監督も「寒いなか、意外に振れていたね」と高い評価を与えますが、「まだまだ無理させない」と慎重な姿勢は崩しません。

開幕まで、オープン戦は14試合。実戦復帰の時期が気になるところですが、「新しい環境でわからないけど、今までだと数試合出てアジャストできていた。たくさん試合に出なくても、合わせられると思う」とヘイグ。開幕に向けて、徐々にギアを上げていきます。

ドラフト1位ルーキーの高山俊外野手(明大)は、プロ入り後初となる甲子園での練習に、「この球場がこれからホームになるので、しっかりやっていきたい」と気持ちを新たに。

明日からはオープン戦に臨みますが、高山の起用について指揮官は、「ある程度打席に立たせたい。慣れが一番。形はしっかりしているし基礎作りは完了している打者なので、経験と、雰囲気に慣れさせることが大きい」と明かしました。

安芸キャンプで高山を指導した掛布雅之ファーム監督も、「結果よりも、しっかりとした形を意識してほしい」とアドバイス。「そのとおりだと思います。結果が出なくて形を崩すのが、一番もったいないので」と高山自身も肝に銘じています。

明日からのソフトバンク2連戦(ヤフオクドーム)では、3日が千賀、4日が摂津と主力投手が先発予定。高山は「楽しみです」としながらも、「自分はそこまでじゃないので、ピッチャーが誰というよりも、自分の力を発揮したいです」。力強く語り、福岡へと移動しました。

練習が終了した甲子園のグラウンドでは、新型リリーフカーの発表会が行われました。

2011年より、メルセデス・ベンツ日本株式会社提供の特製リリーフカーが運用されてきましたが、今シーズンからは昨年10月に発表された新型のsmart fortwoを導入することに。試乗した新守護神候補のマルコス・マテオ投手は、「1台買おうと思う。いくらだい?」とたいそう気に入った様子。リリーフカーは初体験だそうですが、「シーズン中に乗るのが楽しみだね。乗るのを嫌がって走ってマウンドへ行く選手もいるけど、僕はこのリリーフカーで行こうと思う」と上機嫌でした。

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